院長コラム

超音波について(その2)

先日、鴨川シーワールドに行ってきました😃。
シーワールドと超音波?何が関係してるんだろう?と思ったでしょ。

実はここで行われている「ベルーガパフォーマンス」のショーに関係があります。(シャチのショーが超有名だけどね)
そのショーでは、真っ白いベルーガが目隠しをされ、水槽内に用意された障害物を見事に避けて泳ぐんです。

なぜ目隠しをされたベルーガが障害物を避ける事ができたのか!?
その謎はベルーガーの頭にあり、頭から超音波が発しられ、その音が障害物などにぶつかり帰ってきた反響をキャッチする事で、障害物などの方向や大きさ、距離を知る事ができるからなんです!これをエコーロケーション(反響定位)と言います。(シーワールドのお姉さんが教えてくれました(^^))
音は水中では早く伝達する事ができるため、超音波が便利なんですね。この技術は魚群探知機や我々が使用する超音波画像観察装置(エコー)でも応用されているんです。
なので、接骨院で使用するエコーでも距離や大きさを計測する事ができます。当院では、筋肉の損傷や骨の状態、靭帯などをエコーで観察することができます(^^)。

動物の能力を医療技術に応用するなんて、考えた人は凄いね!
最後まで読んでくれてありがとう。