院長コラム

ざおうさまCUP 東北シクロクロス UC I ciass-2 東北シクロクロスシリーズ2018 ZAOラウンド

今日は私と佐藤が「ざおうさまCUP 東北シクロクロス UC I ciass-2 東北シクロクロスシリーズ2018 ZAOラウンド」の救護を担当しました。
今回のレースは国際自転車競技連合の公認レースです。

非常に大きな大会の為、救護所にはドクターも常駐しています。
自転車のレースでは転倒による怪我が多く、傷も広範囲にわたることもよくあります。今回は医師と柔道整復師が救護を担当していますので、骨折や打撲などは私達柔道整復師が医師の指示により処置をし、その他傷などの外傷はドクターが行うことになりました。

レースではスタート直後の落車に巻き込まれた選手が、膝に深い傷を負ってしまいました。

レース会場には私が待機していた為、選手に声をかけ待機ドクターに連絡、その後救護所ではドクターが手際よく創部の洗浄などの処置を行いました。
しかし傷が深く、異物も傷に入っている為、外科的な処置が必要と判断(創傷)。選手に医療機関への受診をドクターが指示をしました。

地方からきた選手…そこですかさず佐藤先生が事前調べしていた近隣休日当番医(外科)の場所を紹介、選手はそこへ受診することとなりました。

大会では緊急搬送先までは記載されていますが、専門医がいるかはわかりません。
予測される怪我を事前に想定し、会場から近いそれぞれの専門の休日当番医を複数把握していた佐藤先生。
救護を担当するものとしては当然のことですが、周りに不安を与えることなく選手などに対応できたのは、救護活動を多く経験していたからだと思います(^^)。

途中、コース上での落車により医師が現場に向かうこともありましたが、大きな怪我も無く無事大会を終えることができました。
選手の皆さん、大会関係者の皆さん、本日はお疲れでした。